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1. 初めてのover 300




2017年6月4日 日曜日。僕の自転車人生において(現時点での)最大の挑戦。

“1日で300㎞を走る。”

家庭を持ち責任ある立場になる前にいつかはという野望は持っていたが、何度かあったチャンスを天候に阻まれ、叶わぬままもう達成できないと思っていた。



首謀者はTEAM G&GのOAO会長。無謀とも思える計画に乗っかったのは僕とiwagishiさん。当初参加予定だったDEEP YELLOWさんはコンディションが万全ではないということで勇気ある撤退。



極力登らないルートでということで、OAOさん宅から自走琵琶イチ。1年前から計画を立てるが、個人的には完全に調整不足。最後にLagunaに乗ったのは4月16日にBanditsとG&Gに付き合ってもらって後輩の陽ちゃんと行った淡イチ以来。通勤で毎日PANTOに乗っているとはいえ、不安なまま当日を迎える。



AM2時 起床。
AM4時 OAOさん宅を出発。夏用長袖にベスト。ウィンドブレーカーもほしくなるくらいの季節外れの寒さ。





15㎞~20㎞に1回は休憩を取る計画。最初のポイントである24号上狛セブンイレブンまでは土地勘のあるOAOさんに引いてもらう。なかなかのペースなので、少し落とすよう促す。とにかく半分の150㎞までいかに脚を残すかがポイント。すぐに東から日が昇ってきて、ライトが必要ないくらいの明るさに。



24号を北上し、京都市大久保から東へ。平等院手前のファミリーマートで2回目の休憩。暖まってきたのでベストを脱ぐも、休憩でまた冷えたのか宇治川ラインへ入る前にすぐに着直す。





ルートラボで事前に確認したところ、宇治川ラインはアップダウンの繰り返しのように見えたが、実際走ってみると全く気にならないレベル。唯一、平等院前からしばらく緩やかな登りだがダメージはなし。しかし走り易いことが裏目に出る。この宇治川ラインは30㎞前後の気持ちいいペースで終始引かせてもらったが、後から考えるともう少し抑え気味で走るべきだった。



1回目の瀬田の唐橋。想定していたよりも早く疲労を感じている。ここからは走り慣れた道なので気持ちが少し楽になるが、琵琶湖に入って最初の休憩ポイントである草津の道の駅が遠く感じた。





草津から彦根を経てみずどりステーションまでの間は本当に辛かった。強風にハンドルを取られる。向かい風というよりは西から東へ吹いているので車道側へ押される。OAOさんとiwagishiさんに前に出てもらうが脚の消耗と臀部痛でついていけない。前回の琵琶イチでもここでバテたし、過去には落車したこともある。この区間はどうも苦手。まだ1/3の行程でこの疲労度はちょっとヤバい。休憩すると少し回復するが、10㎞も走らないうちに脚が回らなくなるの繰り返し。

DSC_0922_(002)_convert_20170613235108.jpg



長浜から湖北エリアへ入ると風が治まる。そして車の交通量が激減するので心身ともに負担が減る。賤ケ岳のトンネルを抜けたいつもの撮影スポットでスクアドラ御一行と鉢合わせたので写真を撮っていただく。





ここまでコンビニでの補給のみで味気ないので、あぢかまの里で鴨そばをいただいてひと息つく。少し回復。




ここで誤算がひとつ。湖北のハイライトである県道西浅井マキノ線が土砂崩れの為に通行止め。迂回ルートはダラダラ登りと長い長いトンネル。かつて琵琶イチ初心者の頃は湖岸線の気持ち良い道を知らず、この迂回ルートを通っていた。トンネルの怖さは相変わらずだった。



道の駅マキノをスルーして下り終え、西岸へ出ると風向きが追い風基調になり、アミノバイタルも効いてきたのか脚も回るようになってきてペースが上がる。高ケイデンスよりも、ギアを2枚ほど上げて85~90回転くらいでゴリゴリ踏んでいく方が負担が少ないように感じた。



しかしそして本日2つ目の誤算が。風車の道の駅が一時的に閉鎖されていた。周辺にコンビニは無く、休憩ポイントがズレてしまう。結局白髭神社の先のコンビニまでノンストップ。iwagishiさんが筋を痛めたようでこの区間で遅れ始める。





200㎞を超えてからは頭の中で距離のカウントダウンが始まり、時間が経つのが早く感じた。心配していた大津市街地はやはり車の渋滞で思うように速度を出せないがここは安全第一。



本日2回目の唐橋。iwagishiさんは脚にダメージが残ったままだが、ゼロ発進と登りさえ慎重に走れば30㎞巡航でも着いてこれそう。iwagishiさんの負担を少なくすれば達成が見えてくる。僕が先頭固定で最後尾からOAOさんにフォローしてもらうことに。





陽が落ちきってしまう前に宇治まで帰って来ることができた。しかしコンビニで休憩している間に暗くなる。24号を南下するが、車が多いので山城大橋からサイクリングロードへ逃げることに。ここからはやはり土地勘のあるOAOさん先頭固定で。



夜のサイクリングロードは危険がいっぱい。事前に埋没式の車止めに気を付けようと声をかけるが、それでもiwagishiさんが2回踏んでしまう。2回とも埋没している車止めの頭のちょうど中央を通過していったので落車しなかったが、後ろから見ていて本当に怖かった。夜のサイクリングは手信号ではなく声出しの必要性を強く実感する。



いよいよ大和郡山市へ帰って来たが、3人それぞれサイコンの距離が違う。一番少ないOAOさんでこのまま行くと298㎞でゴールだったので、ここまで来たら意地でも遠回り。郡山城跡のお堀周回コースを3周ほどして感動の3人全員300㎞達成。



OAO宅前でなんと奥様とお嬢様のお出迎え。豪邸の中へお招きいただき、温かいお茶と羊羮で疲れが取れる。お土産にOAOファーム取れたて玉葱まで。夜分遅くにも関わらず温かく出迎えていただきましてありがとうございました。



今回のこの達成は、自転車で大きな目標を成し遂げたという事実以上に人生において意味を持つ経験となりました。うまく言えないけど、ひとつ殻を破ることができたような感覚。とにかく大きな自信に繋がりました。



本当に1人では達成できなかった。午前中のみずどりステーションあたりで気持ちがポッキリ折れていたはず。OAOさんとiwagishiさんと3人で達成できたことが本当に嬉しいです。ありがとうございました。





走行距離:302㎞


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